News Commentary

これは絶対に見ておくべき映画なのだ

いろいろな知人から、この映画は見ておくべきですよ、と忠告されていたのに、僕は一体何をやっていたのかと反省している。ウクライナ出身の映画監督セルゲイ・ロズニッツア監督の『ミスター・ランズベルギス』(2021年作品)だ。24 […]

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ご挨拶とご報告、おわび

皆さま、あっという間に2023年ももう8日を過ぎています。謹んで皆様のご多幸を祈ります。 さて、僕は思うところあって、2022年12月30日から2023年1月5日までのまるある一週間、ロシアの首都モスクワに滞在しました。 […]

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非国民摘発の様相

特定秘密保護法違反の初摘発。一体どのような特定秘密なのか、摘発した公権力側が一切明らかにしないままに、書類送検、懲戒免職って、まるで戦前の特高の摘発=非国民狩りみたいだ。何が違反事項なのかは特定秘密なので公表できない、な […]

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日本が「戦前」になった日。

戦後の安全保障政策の基本理念「専守防衛」の根本的な転換がなされたのに、中身についてのろくな議論もなく、財源論に飛びつくのはどうかと思う。「国家安全保障戦略」等の安保3文書、閣議決定(12月16日)。朝日新聞の自衛艦隊司令 […]

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ガルージン前駐日大使のその後。

ロシアのミハイル・ユーリエヴィチ・ガルージン前駐日大使は、任期を終えて11月にロシアに帰任した。外務省の次官(ラブロフ外務大臣に次ぐポスト。複数いる)に就任し、一部のメディアは「栄転」したように報じているが、事情はもっと […]

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日本の原発政策をめぐる精神の頽廃について。

2011年の福島第一原発事故がまるでなかったかのような岸田政権の振る舞いは一体何なのか。汚染水の放出、こども甲状腺がん訴訟、生業訴訟、廃炉作業さえあと何十年かかるか見通せていないなかで、何が革新型原子炉だ。言葉を失いかね […]

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NHK新会長に稲葉延雄・日銀元理事(72)決定。

12月5日に開かれたNHK経営委員会で全会一致で決まったのだという。放送法の規定に従って決めたのであって、文句を言われる筋合いはないよというような傲慢な姿勢が、極限レベルにまで達している。「公共放送」であるはずのNHKの […]

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沖縄の南西諸島で起きていることが、有無を言わせぬ既成事実化という暴力であること。

防衛費増大の暴走や、台湾有事、尖閣有事に言及はされても、例えば台湾に最も近い日本の場所、与那国島の町の公道を、自衛隊の戦闘車が4キロにわたって行軍した様子が、全国ニュースレベルではなぜ伝えられないのか。無知と無関心のゆく […]

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中国の徹底したゼロ・コロナ政策の背後にある党・無謬主義の非人間性を直視すること。

この10年、授業で通っている早稲田大学キャンパスの学生掲示板に、おそらく中国からの留学生たちが作ったのだろうチラシが貼られていた。怒り叫ぶように、中国政府当局に対して抗議の声をあげている。写真は12月5日午後6時前にキャ […]

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2022年がまぎれもなく「分岐点」と位置付けられるという確信について。

2月24日のロシアによるウクライナ侵攻。そして、7月8日の安倍晋三元首相の銃撃・殺害事件。この2つによって、以降の出来事がまるで必然的な連鎖のように、そして「パンドラの箱」が開いたように、次々と生起している。箱の蓋はまだ […]

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